負のスパイラル 指導者の影響
人を褒めるのは本当に難しいですよね・・・
的外れな事で褒めても響かないし、タイミングもあるし、しっかりその子の事を見ていないと褒められない。
人を褒めるPoint
①短く分かりやすく褒める 短いと言っても「すごい!」「さすが!」では具体性に欠けます。 「今の角度でシュートできるのはすごいね」 「いつも、みんなのビブスを集めてくれとるよね、えらいよ」 ~だからと褒める理由を短くプラスするようにしましょう。 ②みんなの前で褒めましょう 人前で褒めるのは効果的です。人前で褒める時は少し具体的に褒めてもいいと思います。 しかし、人前で褒める時は注意が必要!! 「OO君はできているけど、××と△△はダメだ」と比較して褒めると「どーせ、俺はできてないよ」と卑屈になってしまう子もいます。 ③ 第3者から聞いたと褒める 「こないだの試合、OOコーチがすごくよかったって褒めてたよ」 「相手の監督が10番の選手すごいですね~。って言ってたよ」 ④その場で大げさに褒める いいプレーが出た時は、その瞬間に大きな声で大げさに。 後から言っては、何がよかったのか分からない事もあります。できるだけその場で褒める事が有効です。
ダメだしは感染する
指導者のダメだし 「違うでしょう!」 「もっと、周りをみろ!」「蹴るな!」「ヘタクソ!」 必死で頑張る子供たちに「ヘタクソ!」なんてありえないだろうと思いますが、実際にあるんですよ・・・ これは子供たちにも感染します。 子供たち同士で「あいつはOOができん」などプレーを否定する目が養われていきます。 感染する力はインフルエンザよりも強く、親へも伝わります。 周りで観ている保護者の口から、 「あぁ、また失敗」「もぉ!なにやってんのよ!」 「うちの子はああいうプレーばっかりするんよ、何回も言うとるのに!」 酷い時は、相手のチームや審判を批判する発言まででてしまう。 「褒める指導者」VS「怒鳴る指導者」の試合があれば、両チームの保護者が観戦している真ん中に立ってみてください、すぐに違いが分かると思います。 そして、ベンチの雰囲気も感じてみて下さい。褒める指導者のチームは負け試合でもまるで勝ってるかのような雰囲気で試合をしています。 もちろんふざけてる訳ではありません。負け試合の中にも子供たちのいいプレー、褒める所はたくさんあります。 言われなくても分かってる、けど試合や練習で熱が入ると「つい、つい」言ってしまう。言ってしまってから反省する。 その気持ちすごく分かります! 怒鳴るも褒めるも原点は一緒。 「子供たちを少しでも上手にしてあげたい」 「1つでも多く勝たせてやりたい」 そんな情熱がめいっぱい表に出てしまうんだと思います。その情熱の表現を一気に怒鳴るから褒めるに転換するのは難しいです。 今から10分、この1試合だけ。 そんな風に少しずつでいいので、変えられればいいなと思っています。 「子育ては親育て」「チーム育ては指導者育て」 私ももっともっと、子供たちのいい所をみつける目を養わないといけないと日々思っています。頑張りましょう!! いつも、上から目線で物を書いてすみません! ↓ 応援お願いします m(_ _)m ↓ブログランキングへの投票ボタンです この記事が気に入ったらどれか1つ押してください。 応援お願いしますm(_ _)m

