100冊の本からおすすめ10冊
子供がサッカーをはじめてから、100冊以上の本を読んできました。サッカーから派生してコーチングから育児や発達障害の本など様々です。
その中から、読んでよかったと思える本を10冊選んで紹介したいと思います。
①サッカー指導教本
最初に紹介する本は誰でも購入できる本ではありません。すみません・・・
JFA公認指導者資格を保有している人しか買えない本です。
価格:7,560円(税込)
C級コーチライセンスの講習会で教科書として使用した本です。とにかくこれを使ってしっかり勉強した記憶が強いので最初に紹介しました。
この本の代わりになるのが、JFAアカデミートレーニングです。
JFAアカデミートレーニングDVD |
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フランスフットボール学院のクロード・デュソー氏がJFAアカデミーの生徒を指導するという内容のDVDです。
DVD4枚組で非常にたくさんのメニューが収録されています。少しDVDの編集に難がありますが充分に理解できます。
基礎を徹底して指導するというのが大きなコンセプトですが、
小学校高学年のから実践できるトレーニングメニューが多いと思います。
メニューを組み立てるのに非常に役に立ちました。
② クリニカルマッサージ(医学書)
James H. Clay,David M. Pounds 医道の日本社 2009-07-01
私は理学療法士なので、あえてこの1冊を選びます。
チームの保護者からよく聞かれる質問。
「体のケアはどうしたらいいの?」
ストレッチを習慣にして自分で管理できるようになるのが最優先です。しかし、練習や試合が続くと、怪我しないようにとマッサージしてあげたい気持ちになりますよね。
この本は医学書ですが、イラストが豊富でDVDもあるので分かりやすいです。自宅で行うマッサージの基本的な内容はこの1冊で十分だと思います。
③風間八宏 フットボールクリニック「止める」
現川崎フロンターレ監督の風間八宏氏のDVDです。「止める」をテーマに60分の深く掘り下げられています。
本では書けない、タイミングなどがDVDなので非常に分かりやすいです。
止める場所を教えるのではなく
「自分の場所を探す」という所が非常に勉強になりました。
指導者必見のDVDだと思います。
http://kimamana.sakura.ne.jp/WP/footballclinic/
④クーバーコーチング
長男がサッカーを始めた時に、私が買った最初の本です。
最初にこの本とDVDを見た時は、「小学生でこんなにもできるのか・・・すごいなぁ~」と衝撃でした。
ボールフィーリングの練習はこの1冊(DVD)でしっかりできると思います。
特にサッカー経験のない保護者の方は、デモンストレーションの代わりに付属のDVDを使用される事をお勧めします。
⑤トムさんの1v1テクニックス(DVD)
練習内容も豊富で、DVD単品なので書籍に付属しているDVDに比べてクオリティーが高いです。リプレイ中の解説も丁寧なので子供でも理解しやすいようです。
クーバーの本とこのDVDだけで、かなり親子練習できます。
ただ、これらの内容をそのまま子供にやらせると、楽しくない!といわれるかもしれません。実際、長男に言われました・・
どうしても、繰り返しのドリルのような練習で単調になりがちなので、
そこはお父さんの工夫で楽しくできるようにしてあげてください!
何事も続ける事が重要です!
⑥テクニックはあるが、サッカーが下手な日本人
サッカーの視点を変える、大変勉強になった本です。読み物としても充分に面白いです。
「サッカーはサッカーをする事でうまくなる」おっしゃる通りです。
スペインと日本のサッカーの環境の違いや、「戦術ピリオダイゼーション理論」の話まで充実の1冊です。
サッカーの経験のない私には最初は少し難しかったですが、読み返して理解できるようになってきました。
⑦オフ・ザ・ボール
村松氏の著書を続けてもう1冊。
オフザボールの動きが重要と言っても、ボールを持っていない時の動きを詳しく解説した書籍は少ないです。
この本は、オフの動きを基本的なところから解説してくれて、DVDも付いているので非常に分かりやすかったです。
特にDVDは
鳥瞰図のように上空から見た目線での撮影もあり、理解しやすいです。
著者:村松尚登氏のプロフィール
2006-07シーズンよりFCバルセロナのスクールにて12歳以下の子供達の指導に従事。2009年9月から2013年2月までFCバルセロナのスクール福岡校の指導に従事。2013年3月、水戸ホーリーホックの下部組織のコーチとして活躍している。
⑧子どもが自ら考えて行動する力を引き出す 魔法のサッカーコーチング
2006年に広島観音高校サッカー部を全国優勝に導いた畑監督の著書です。現在は県立立安芸南高校で指導されています。
サッカーは関係なく、子どもを持つ親なら読んで損はない本です。
この本を読んでから、チームでの子どもたちとの接し方は激変したと思います。自分の思うように子どもたちを動かすそうとする事は辞めることができました。
今まで、自分が子どもの事をどれだけ信頼していなかったか痛感する1冊でした。
⑨サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法
京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターの池上正氏の著書です。
ジュニアサッカーを応援しようでもコラムを連載中の池上先生の本は人気があるのでご存知の方も多いと思います。現在6冊ほどある著書の中ではこの本をおすすめします。
育児書としてもよい本だと思います。他の著書を読んでも叱らないという事を徹底されている事がよくわかります。
叱らないで自発的に行動するように育てる事は大変難しいですが、重要だと思います。ただ、愛情をもって「叱る」という事も重要だと考えている私には少し疑問に思う事もあります。
池上先生は私が大阪で体育の指導者として活動している時、振り返ればいるぐらいの距離で仕事してたのに、サッカーに興味がなかった私はこの大きな存在に全然気づいてませんでした・・・バカだ
⑩高校サッカーは頭脳が9割
サッカー強豪校4校の有名監督のインタビューを本にしたものなので、評価は分かれると思います。
私が、おすすめ10選の中にこの本を入れたのは 北陸高校監督 松本吉英監督のお話に勇気づけられたからです。
松本監督はプレイヤーとしてのサッカー経験があまりない方ですが、JFA公認S級ライセンスをお持ちです。
サッカー部の顧問になられてから、ひたむきにサッカーを学んでこられた経験談を読んで、同じサッカー未経験の私にも頑張って学べば少しでも良い指導者になれるのではないかと思わせてくれたからです。
サッカー経験はないが指導者として活動しているかたは是非、読んで見てください。
以上、私が読んだ本を順にまとめて見ましたが
おすすめ10選にして失敗しました。まだまだ、紹介したい本が山ほどあります。サッカーに関する本しか書いてないし・・・・
本を読む事だけが取り柄のような人間なので、みなさんに読んでみて欲しい本は、これからもどんどん紹介していきます!
参考記事
http://kimamana.sakura.ne.jp/WP/ikujibook
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