今日は「子どもの身長の話です」、我が家の子どもたちは、背が高いです。
身長に関しては悩む事はありませんが、
妻は「何食べさせてる?」「どうしてそんな大きいの?」なんて聞かれる事も多いみたいです。
特に体を大きくする為の工夫をしているわけではありませんが、調べてみたら生活パターンが体を大きくしている理由かもしれない?と思ったのでまとめてみました。
参考文献
こどもの身長を伸ばす本 (健康ライブラリー)
身長の遺伝
子供の身長は、ある程度、遺伝で決まっています。では遺伝の影響は何%ぐらいだと思いますか?
遺伝が子供の身長にあたえる影響は約25%という報告もあれば80%という報告あり、かなりばらつきがあります。
しかし、100%遺伝で決まる訳ではない事は確かなので、遺伝以外ので身長に影響すると言われている
「運動・栄養・睡眠」の三大要素要因をしっかりと充実させてあげることが必要です。
身長の予測式
両親の身長から子どもの身長を予測する計算式があります。
男子= (両親の身長の合計+13)/2+2
女子= (両親の身長の合計-13)/2+2
誤差は8㎝程度とかなりあるみたいですが、私も妻も誤差1cm程度でした。
下記のサイトで両親の身長を入力してみてください、予測身長を見る事ができますよ。
Ke!san:http://keisan.casio.jp/exec/system/1372142265
成長曲線を使って評価しよう
子どもの成長を評価するにはこの
成長曲線を使って評価してください。
上の成長曲線は一般的に成長が止まる
17歳まで記録することができます。
このHPからダウンロードできます。
「もみの木クラブ」
医学的に低身長と呼ばれるのは成長曲線の「平均身長-2SD以下」とされています。
子どもの成長はそれぞれ時期が異なるので、成長曲線の-2SD以上でゆっくりと成長している場合は
焦らず見守りましょう。
背が小さい、背が伸びないと気にし過ぎる事は精神的なストレスとなり、成長を妨げる原因になる可能性もあります。
子どもの成長に影響する外的な因子
子どもの成長に影響する外的な因子は、運動・栄養・睡眠の3大要素と呼ばれるもの以外に以下のようなものがあります。
とりわけ、影響を受けるのは薬剤です。ヨード(ヨウ素)の過剰摂取やステロイド剤の過剰投与は成長を阻害します。
ちょっと難しいですね、この辺は医師の管理に任せる事にしましょう。
無視できないのが、精神的環境です。
精神的なストレスを受け続けることは成長に悪影響を及ぼします。
虐待を受けた子どもが過度なストレスと愛情の不足で低身長になる事があるそうです。
日々のコミュニケーションで子供の子供の心の状況を感じ取れるように接することが重要になってきます。
運動の常識
バレーボールやバスケットをすると背が伸びる?
「伸びません」
体操をすると背が伸びない?
「伸びます」
筋肉をつけると背が伸びない?
「伸びます」
運動と身長でよく聞かれる、代表的な迷信です。
これは、バレーボールやバスケットボールという競技の特性で背が高い人が集まっているからそう感じるだけです。
同じように、体操は体を回転させるのに小さい方が有利であり、背の低い選手が活躍しているから背が伸びないと感じるだけです。
筋肉を大きくする為に必要な男性ホルモンは、思春期の終わりごろから活発に分泌され始めます。
ちょうど成長が止まり始める、思春期の後半に筋肉が大きくなりはじめるのでそう感じるのかも知れません。
身長を伸ばすのに運動は重要?
それなら、運動と身長を伸ばすことに対して重要ではないのか?
「重要です」
適度な運動は代謝を活発にし、成長ホルモンの分泌を促します。しかし、運動をすればするほど身長が伸びるわけではありません。
運動をする事で食事の量が増え、疲労により
適度な睡眠時間が保たれます。
運動をする事で
生活のサイクルが身長を伸ばすのに適した環境に変化する、これが運動の一番の効果です。
栄養の常識
身長を伸ばすと言えばやっぱり食事に目がむくと思います。
身長と栄養について考えてみましょう!
背を伸ばすのに必要な栄養素は?
「カルシウム!!」
多くの方がそう答えるのではないでしょうか?
私も幼い頃は牛乳を飲め、飲め!と言われました。
しかし、現在では背を伸ばすのに必要な栄養素は「
たんぱく質」だと言われています。
もちろんカルシウムは人間の体にとって重要な栄養素なのですが、カルシウムには骨を強くする(密度を高くする)効果がありますが、骨を大きくする効果はあまりないそうです。
伸張を伸ばす事で注目されているのがボーンペップ
鶏の卵の卵黄から発見された、骨の成長を助けるペプチドたんぱく質です。
骨を成長させる細胞を活性化させ、カルシウムと一緒に摂取することで骨の成長や骨骨の強度を高める効果があります。
しかし、背が伸びるからとたんぱく質だけを摂取するのではなく、バランスよく食事をする事が最も重要です。
セノビック
ボーンペップが含まれる子供むけの補助食品の代表が「
セノビック」です。
ボーンペップの他に、成長期に重要なカルシウムの吸収を促すビタミンD、鉄などが豊富に含まれている。
スポーツをしているお子さんには適した飲み物だと思います、我が家の子供たちも飲んだことがありますが、甘いココアのような味で好き嫌いなく喜んで飲んでくれました。
「
おやつの時の飲み物として出すとなぜか安心できる」と妻は言っていました。
食が細いと悩んでいる
栄養が身長を伸ばすのに重要であるという事は、肥満児の平均身長が高く、栄養失調のこどもの身長が低いことから考えても明らかです。
食の細いお子さんの親は、背が低い事が心配で「食べろ、食べろ」と言ってしまうかもしれませんが、あまり言い過ぎるとストレスとなり成長を阻害する事もあるという事を忘れないでください。
4歳を過ぎると、食が細くても成長ホルモンの分泌が正常であれば標準曲線にそって成長するので、過敏にならないようにしましょう。
それでも、やはり食が細いのは心配になると思います。
食べ物の種類や調理方法で工夫して食べる量を増やしていく努力は続けた方がよいでしょう。
我が家の子供たちがよく食べるのは「
食べる事を家族で楽しんでいる」これも重要な要素なのかな?と思っています。
我が家の食の楽しみ方
- 「庭で食べる」
- 「日本代表戦がテレビである時はテレビの前でみんなで食べる」
- 「お父さんが食事を作る日は子供のリクエストに応じる」
- 「鉄板焼きに、鍋料目の前で調理しながら食べる事が多い」
どこでもやってる事かもしれませんが、これを家族全員で本気で楽しんでやっています。
補食について
どーしても食が細くて食べてくれない場合は「補食」でうまく補いましょう。
先ほど紹介した「
セノビック」などが1番おすすめですが、他にも成長ホルモンの分泌を促すアルギニンやカルシウムだけという偏った栄養を補給ではなく、 成長期に必要な栄養素がトータルで補給できる
のびのびスムージーなども人気の商品です。
たんぱく質の補給は「子供用プロテイン」も補食としては適しています。
「プロテイン」と聞くと筋肉をつけるイメージがありますが、「子供用のプロテイン」はたんぱく質に偏らず、
成長期に必要な栄養素がバランスよく入ったものがほとんどです。
味も美味しさは保証します!我が家の子供たちは「あれはもうないのか!?」と好んで飲んでくれます。
http://kimamana.sakura.ne.jp/WP/protein
睡眠の常識
成長ホルモンが分泌されるのは夜10時~2時。という話はみなさん耳にした事があるのではないでしょうか?
実はこれも迷信なんですよ・・・・
成長ホルモンは特定の時間に分泌される訳ではありません。いつ分泌されるかと言うと、深い睡眠に入った時に多く分泌されます。
人間の睡眠は、浅い睡眠と深い睡眠を繰り返しているので、睡眠時間の中で深い睡眠に入るたびに成長ホルモンは分泌されています。
アトピー性皮膚炎などの痒みで深い眠りに入りにくい子どもは成長ホルモンの分泌が少なくなる事もあるようです。
いつ寝ても深い眠りに入れば分泌される成長ホルモンですが、睡眠時間をしっかりと確保して、規則正しい生活をする為にも夜10時~2時の間は寝ているというのは良い事ですね。
私の息子たち
私の子どもたちは、幸せな事にたくましく成長してくれています。3人とも全員が成長曲線の+2SD付近推移しています。
身長を伸ばす努力をした事はありませんが、
運動:家族全員で楽しくしっかり運動しています。
食事:みんなホントによく食べます。長男8歳、次男6歳は私より食べる事もよくあります。妻の料理はホントにおいしいです。
睡眠:9時にはみんな寝ています。
(私はブログ書き始めてからあんまり寝てません・・・)
極めて普通にしていると思っている、生活のサイクルが身長を伸ばすには良い環境なんだなと調べてみて実感しました。
参考記事
http://kimamana.sakura.ne.jp/WP/protein
http://kimamana.sakura.ne.jp/WP/loastbeef
http://kimamana.sakura.ne.jp/WP/torihamu
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“子どもの身長を伸ばす方法 運動・栄養・睡眠・の常識” に対して1件のコメントがあります。