点を取られた後の雰囲気
週末の試合で感じたのは、点を取られた後のチームの雰囲気を変える方法はないのか?という事。難しい課題です・・・
失点には何らかの
「ミス」が絡んでいる事が多く、「失敗した!」という思いが
周りの子供たちを
負の螺旋に引き込んでいってしまう。
特に先制点では、「負けるかも」「取り返さなければ」という焦りにつながり
子供たちの心に余裕がなくなってしまいますよね。
指導者はベンチから
「点を取られてもいい!取り返そう!」
「次、頑張ろう!」
と声をかけても
暖簾に腕押しという感じで、なかなか雰囲気は変わるものではないですよね。
子供たちと相談してみました
負けた試合の後に聞いてみました。
「点を取られた後はみんな暗くなるけど、
気持ちを切り替える方法ないかな?」
子供達は考えて
「声を出す!」「一生懸命走る!」「取り返す気持ちでやる!」
いろんな答えをくれました。
でも、私からもう一言
「みんな声出して、取り返す気持ちで一生懸命走ってるよ?」と問いかけると
「・・・・・・・・・・・・・・・」沈黙です。
私も考えながら話をしていましたが、ふと思い出したのは
「
失点のあとの流れを変えるには、小さな成功を繰り返す」
私の尊敬する指導者さんから、教えて頂いた言葉です。
「点を取られた事は失敗、失敗の反対は成功。点を取り返すだけが成功かな?」
「違う!ドリブルでかわしても成功!パスしても成功!」
「パスが1つ通った、ドリブルで1人かわした。何かが成功した時に、仲間同士で褒めてみたら?」
「簡単なパスが通ってもナイスパス!ナイスドリブル!ナイスシュート!」
コーチが外から褒めるより、チームの中から褒める声が聞こえたら変わると思うよ。
「中から褒める声」次の試合からはそれも考えてやってみよう!
次の試合から
なかなか、難しいです。失点後に意識して行動できる子はいません。
でも、
「チームの中から褒める声!!」
この一言で、自分達の状況を理解して打開しようと頑張ってくれていました。
負けていても「サッカーを楽しめるチーム」にまた1歩近づけたかな?と思える
よい1日を体験しました。
試合で課題もたくさん見つかりました!トレーニングで改善です!
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