「日本代表」についてのお話。
育成年代それも、幼児から小学生の指導者の立場から思う、日本代表に対する私的な考えです。
日本代表監督はなぜ外国人ばかりなのか?
その理由は分かりません。
1998年に日本が初めて出場したワールドカップ フランス大会
監督は岡田 武史氏でした。それ以降、トルシエ氏から始まり、オシム氏の病気
により再び南アフリカ大会で岡田監督が指揮を執りますが、それ以外はみな外国人監督です。
アギーレ監督解任後からハリル監督に決定するまでに上がった名前も外国人
ばかり日本サッカー協会が第一選択肢として外国人監督を考えているでしょう…
「実績があるから」「国際経験があるから」
そんなもん、日本人を監督に選ばないならいつまで経っても「実績」も「経験」
も積んで行く事はできないでしょう?
ワールドカップ外国人監督の成績
ワールドカップの監督の成績について
興味深い記事がありました。
出典:Agência Brasil
ワールドカップを第一回大会までさかのぼっても、
19大会すべて、優勝国は自国人の監督が率いている。
ベスト4、ベスト8、決勝トーナメントに進出する国はどうか?
1986年のメキシコ大会まで過去7大会のデータではベスト16進出国では、
112チーム中、
72.3%の81人が自国人監督。27.7%の31人が外国人監督だった。
自国人監督81人のうちには2010年大会の日本代表監督である岡田武史氏、
外国人監督31人には2002年大会のフィリップ・トルシエ氏が含まれています。
引用:HUFF POST
日本サッカー協会が育成年代に求めている事
日本サッカー協会 技術委員会は、勝利を目指し全力でプレーできる
「クリエイティブでたくましい選手の育成」を推進しています。
その為に、各年代の指導者は高い視座と広い視野をもって子供たちの可能性を
最大限に引き出す事が非常に重要です。
指導者間の連携を密にして、コンセプトを共有し
「ベクトル」を合わせ、
指導者の力の合力を大きくし、
日本の進むべき方向性を共有した指導者が子供たちを
次の年代へとリレーしていく事で、世界で活躍できる選手を育てて行くのです。
企業内の研修で聞こえてきそうな、言葉ですね。おっしゃる事は充分かります、その通りだと思います。
でも、繋いだリレーのバトンを渡す最後のアンカーが
違う国でサッカーをやってきた「外国人監督」なんですよね…
日本の進むべき方向性はどこへ向かっているのか?明確じゃないですよ・・・
日本代表の監督選出について、少し否定的な記事を書きました。
なら、日本人で誰が監督するの?佐々木則夫氏?風間八宏氏?星野仙一?
この答えも私には分かりませが、
「子育ては親育て、選手育成は指導者育成」
いつまでも、外国人監督に頼っていては「日本のサッカー」は完成しない。
そう感じています。
「勝った、負けた」で一喜一憂せず、監督も含め「日本代表が育つ」事を応援したいですね。
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