壮大なタイトルですみません・・・
タイトルから書き始めたので、中身が充分ではないと思いますが、
でもなぜこんなタイトルをつけたのか?と言うと。
どうすればプロサッカー選手になれるのか?って内容の書籍はよくみかけます、でもそれを育てる指導者を対象にした書籍はあまり見かけません
「世界のサッカーはOOだから、日本の指導者はこうした方がいい」、自立した選手を育てるチームビルディングのお話は結構ありますが
日本代表を育てる指導者になるには?こんなダイレクトな内容の本は見たことない
いったいどうしたらいいんでしょう?
普段はチームの子ども達の事で頭がいっぱいですが、「ふ」とそんな事を考えたので書き始めました。
答えは日の丸を育てた指導者を見ればいい
私は手本とする日本代表選手の育成に関わった、育てた指導者が近くに2人も存在します。
(育てたって言うと「違う、俺は育ててない」っておっしゃるので、関わったと表現)
本なんて読まずに、その手本となる2人の姿から直接学べばいいんです。
といっても学ぶののが下手な私ですから、まずは「真似る」そこから始めれば少しでも2人に近づけるんじゃないかと思ってます。
① トレーニングに考えの柱があって、繋がりがある
これはJFAの公認ライセンスを取得するときにも、何度も教えて頂いたことですが実践するのが難しい課題です。
手本とする先生のトレーニングには必ず柱(テーマ)があります。
それはスクールだろうが、チームの練習だろうが選手の技術レベルや参加する年齢の違いなどの環境に関係なく常にテーマを持って指導されています。
「止める」「ターンの方向」「守備の動きかた」
テーマはサッカーの中の1つの技術まで掘り下げて設定されて
それを長い期間で繰り返し、もう1層上の大きなテーマ
「2対1、数的優位で奪われない」「1対2の突破から数的優位を作りだす」のようなテーマに繋いでいく事を考えてトレーニングされています。
もうひとりの先生も、常に「サッカーの本質」をトレーニングの中に取り入れてトレーニングを考えておられます。
「パス」「トラップ」「シュート」全ての動作は相手がいて、ボールは常に動きながら行うもの。
できるだけサッカーに近い環境を心がけながらトレーニングを組み立てておられます。
私がブログに書いたトレーニング内容や、直接質問した事にメールで答えて頂けるのですが、その答えが的確過ぎて先生がブログ書けば人気でるのに・・・っていつも思っています。
② 2人ともポジティブシンキング
プライベートの事については分かりませんが、サッカーについては本当に2人とも前向きな考え方をお持ちです。
何をどうやって改善するか?いつも考えながら顔は笑ってます。
選手の「ミス」に対しても感情的になることはなく、「Why」そうなったのか?他の方法を短く簡潔に伝え、次に繋げることを意識されています。
③ サッカーが好き
私も相当サッカーが好きですが、2人の先生は少し異次元の「サッカー好き」を感じます。
もし「明日、地球が無くなる」と言われてた、残りの短い時間でも1回はサッカーボールを蹴ると思います。
④ 子どもが好き
子どもが好き、常にサッカーを通じて子どもの事を考えてます。
その子なりの成長をみつけそれを引き出す為に、子供たちの変化に凄く敏感に気づくことができる人達です。
自分のチームじゃない子どもがどれぐらい上手くなったか教えてくれるんですから
視野広すぎでしょ?って驚かされます。
⑤ 日本代表を育てようとは思ってない
直接聞いた訳ではないので確かではありませんが、日本代表を育てようと思って取り組んでるようには見えません。
目の前の子ども達をサッカーを通じてどう成長してもらうか?
「ポパイのほうれん草はない」と
子ども達と一緒に地道にコツコツと積み重ね、全ての子供たちによい環境を作り続けた結果が、素晴らしい選手を生み出している秘訣だと思います。
壮大なタイトルの割には・・・・なことを書いてすみません。
2人に共通して言えることは、ぶれないサッカー観と信念があり
それを支えてるのは、当たり前の事を丁寧にやり続けてきた経験なんだと思います。
だから経験の少ない私にはが書くと、上手くみなさんに伝えられないのかもしれません。
まずは自分が勝手に判断したこの5つの事を勉強しながら、真似ていく
そして、少しづつ自分らしさを加えて(ない方がいいかも?)変化していきたいと思います。
先生方、今後もご指導よろしくお願いします。
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