先週末は遠征に行ってました。
子供15人を指導者1人+保護者1人、とてもじゃないけど・・・と思いますが、子供たちが自分のことをしっかりとこなしてくれるので、充分楽しむことができました。
その中で気になったのは「食べる量」でした。
食べる量の違い
遠征では4食の子供たちの食事場面を見ることができましたが、それぞれに食べる量がバラバラでその違いに驚きました。
1食目は自分で持ってきたお弁当、これはそれぞれに自分の食べる量に応じた大きさ、内容で保護者の皆さんが朝早くから作ってくれていました。
2食目は宿泊先でみんなで食事
用意されたのは地元の名物を含めた大人の私でもお腹がいっぱいになる量の食事
お座敷での小学生の宴会はみんな楽しそうに話をしながら食事がすすみます、ぞくぞくとご飯のおかわりに行く子供たち
体の大きな選手から順番におかわりをしているかと思いきや
おかわりをしているのはチーム中心となる選手たち
この日の試合は出場機会はほぼ均等、参加者を半分に分けて前後半総入れ替え
多少は途中で交代、ピッチの中での動きに差はありますが運動量にそれほどの差はない1日でした。
しかし、食べる量は明らかに違う、おそらくご飯の量だけで倍以上の差があったと思います。
でもおやつは一緒
食後に子供たちはお小遣いでおやつを購入していましたが、その量には差はありませんでした。
3食目の朝食で大きな差
3食目は朝食、早くから起きて朝風呂まで入った子供たちはお腹がペコペコな状態で朝食へ
ビュッフェスタイルの食事
「なるべくたくさんの色があるように」と声をかけましたが、子供たちは好きな物を好きなように食べてました。
ここでも昨日の「おかわりグループ」はご飯+パンが基本でお皿いっぱいのおかず
それを平らげてもう1回好きな物を取りに行く、そうでない子はやはりお皿の上に空白が見える。
決められた量がある訳ではない食事スタイルでは、個人の食べる量に大きな差がある事がよく分かりました。
4食目はお弁当
お弁当は大人の標準サイズ
これは全員が同じ量を完食していたので量には差はありませんが、食べ終わるまでの時間に差がみられました。
食べ終わるのが早いのは「おかわりグループ」が多く、その差は2倍ほど時間に差があったようにおもいます。
「早く食べるのがよい」という訳ではありませんが
食事のアスリート度チェック
日清ファルマのHPにこんな情報が掲載されていました。
毎日の食事で評価するものなので、遠征の食事だけではなんとも言えませんが
食べる量が少なかった子供たちは遠征の食事だけをみても60点を下回っている可能性があるのかな?
「食事がスポーツのパフォーマンスを低下させている」可能性もあるのかな?と感じてしまいました。
最後に
なかなか食べれない子に対して子供たちが言っていた素晴らしい言葉を1つ
「そんなに美味しくなそうに食べたら、作った人、周りで食べてる人たちがガッカリするよ」
おっしゃる通り、自分にとって苦手なことかもしれませんが食事を用意してくれた人、一緒に食べている仲間、みんなに感謝して食べる気持ちを忘れてはいけないなと思いました。
とは言え、普段はあまりごはんを食べないと言っていた子供たちも
遠征の食事ではみんなで宴会気分で食べることができたみたいで
「いつもよりすごく食べた!」と言っている子もいたので、よい経験だったと思います。
「食べる」当たり前のことですが、子供たちの食事から多くの事を学んだ2日でした。]]>