半年前の夏、とある大会で「とてもじゃないけど勝てないな・・・」とそびえ立つ高い壁のように感じたチームが2つありました。
子供たちは手も足も出せずに大差で完敗した後
「あそこまでは強くはなれない・・・」と大きく自信を失ったことをはっきり覚えています。
それから半年、どれぐらい自分たちが成長したか?
先日、その2チームのうちの1つと対戦する機会がありました。
子供たちも対戦するチームの名前を聞いて反応します
「夏にボロボロに負けた相手よね」
でも表情に不安を出さない子供たち、不思議と私も自信がありました。
半年間子供たちはよく頑張った、今ももちろん頑張り続けています。
この半年間続けてきた努力が自信になって子供たちの表情から不安を消し去っていたんだと思います。
KICK OFF
この日の試合は相手がどんなチームでも「全員が出場して上手くなる」が課題
半年前に手も足も出なかったチームですが、まだまだ技術が未熟な選手も含めて全員で闘いました。
前半はミスから2失点、それでも崩れることなく締まったゲームで0-2で折り返し、後半はメンバーを総入れ替えして1-1で試合終了、残念ながら結果は1-3で敗れました。
しかし、前回ほどとてつもない壁だとは感じませんでした。
「まだ足りないところはあるけども充分に対等に戦えた」子供たち自身がそう感じていたことが、何よりも成長だと思います。
半年間で竹のようにグングンと伸びた子供たち、この子たちの成長のスピードについて行くのが精いっぱいの指導者ですが、成長を妨げないように私自身が学び続け、もっともっともっと私が手の届かないところまで伸びて欲しいと感じた1日でした。
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