目には目を歯には歯を?

落ち着く間もなく週末は遠征に試合にハードなスケジュールが続いています。 インフルエンザが大流行してるのですが、子供たちはサッカーをして体力がついてきているので比較的、感染者は少ない印象です。   子供たちの小競り合い、ボールをぶつけた、手が当たった、石を投げた、いろいろなことで起こりますが、特にボールをぶつけたりしてしまった側の行動が子供たちによってバラバラで個性があります。  

ボールをぶつけた後の行動

プレー中ではない場合の行動ですが、小学校低学年の子供たちは大人ならするだろう 「ごめん!」と言って駆け寄る そんな行動はあまり見られません。   ・ぶつけたことを分かっていても、じっとしてその場から動かない ・ぶつけたことを知らないふりをして、その場から離れる ・ぶつけたのにぶつけた側が悪いと怒る、僕じゃないと言い訳をする ・ゴメンと謝ってその場から離れる   多くの子供たちはぶつけた子のそばに寄っていこうとしません。 自分がしてしまった事は悪いと分かっているのですが、それよりも「やってしまった!どうしよう・・・」という不安の方が大きく、怖くてそこへ近づくことが難しいのかもしれません。   大人でもボールをぶつけた程度なら「ごめん」とすぐに駆け寄ることはできても それ以上の大きな失敗をしてしまった時は同じような行動になるのかな?と思います。   失敗をした時の行動、特にその場から逃げてしまったり、他人のせいにしたりするような行動は少しづつ変えて欲しいのでその都度、子供たちには 「謝ろう、近くに行って、痛くなくなるまでそばにいてあげて」と促しています。  

意外な解決方法

いろんな個性をもった子ども達ですが、先日はボールをぶつけた友達にこんな解決方法を提示してくれた子がいました。   ボールをぶつけて泣いている友達のそばに駆け寄って 「俺をたたけ!」と泣きながら伝えてました。 自分が悪いことをした、だからお返しに俺を叩けとその子なりの謝罪の方法でした。 「目には目を歯には歯を」の逆バージョンですね。   自分の体を傷つけて解決する必要はないと説明しましたが、意外な解決方法に驚かされた1日でした。    ]]>

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