週末の2日間、子供たちは力の限り頑張ってくれました。
県大会出場に向けなんとか4強に残り、J下部組織や地元の強豪チームと接戦を繰り広げましたが、残念ながらあと1歩、ほんのわずか力及ばずでした。
最後の最後、負けた瞬間の子供たちの目には悔しい気持ちと涙が溢れ、その表情をみていいると「勝たせてやりたかった」と自分の心をその場で引き裂いてしまいたいほどの気持ちになりました。
でも、この悔しさは他のチームには与えられなかった「大きなチャンス」
子供たちのサッカー人生にとっては小さな点かもしれませんが、小さくても大きな意味を持つ大切なきっかけにできるように、もう一度頑張ろう!と思います。
応援の力
試合当日、選手たちと会場について準備をしていると選手たちの保護者の皆さんがいつもよりたくさんベンチの近くに顔を見せてくれました。
親の応援は子供たちにとって何よりも力になります、恥ずかしがって言いませんが、みんなやっぱりお父さん、お母さんに1番見て欲しいと思っています。
みんな来てくれたな、良かったなと安心していました。
準備も終わり、試合まで少し時間があったのでピッチの周りをグルッと1周
見たことのある顔がたくさん、私に微笑みながら声をかけてくれました。
「コーチ、応援にきたよ頑張って」
いつも交流のあるチームの選手たちがわざわざ応援に来てくれました。
これは本当に心から嬉しい気持ちになって、思わず選手を抱きしめる勢いでした。
グルッと1週してチームの保護者が陣取るエリアに戻ってくると、いつの間にか人が増えてる?
馴染みのある5年生や2年生、違う学年の子供たちとそのお父さん、お母さん
わざわざ、遠いところまで雨で寒いのに足を運んでくれました。
他所からすれば、まだまだ応援に来るほどの試合ではないかもしれませんが、私たちのチームにとっては価値ある試合
その事を十分に感じてくれて、そしてチームを愛して応援して下さっている証拠
いつも指導者としても活動して下さっているお父さんから、試合直前の言葉を交わさない
「頑張ってこい!」の合図に大きな勇気をもらいました。
残念ながらみんなの応援に応えることはできませんでした。
しかし、この日得られたものは充分な価値があった、1人じゃないみんながチームを支えてくれてる、心を引き裂かれるほどの悔しい気持ちを、感謝の気持ちが上回った1日でした。
さぁ!もう1回!頑張ろう!
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