先日のスクールでの出来事
運動会が近いのでスクールはグラウンドも十分に使えず、グラウンドの隅っこでボールフィーリングを中心に練習
子供たちにとっては大事な練習なんですが、繰り返しの練習なので20分もすれば飽きてしまいます。
Gameをしてもフットサルよりも少し小さいピッチで8対8では、これも盛り上がりに欠ける
んん・・・・仕方ないかな??と思ってたのですが、思い切って作戦変更!
走る練習をしよう!
子供たちに「運動会の前、徒競走で1番になれるように早く走る練習をしよう!」
サッカーを捨てました。
速く走るトレーニング開始!
運動会前でラインの引かれたトラックをお借りしてタイム測定スタート!
みんな運動することが好きな子ばかりなので遅くはないです、でも走り方はまだまだ上手じゃない。
特に体の大きな子は体の捻り(体幹の回旋)が上手く使えず、せっかくの大きな体がもったいない感じ
ほんの15分、いろんなことを詰め込んでも無駄なので
https://youtu.be/McwUTPXdwLc
この動画の中の「ボール投げ走り」と前後のタイムの測定だけ、正直なところこれだけで足が速くなるとは思ってません。
でも、子供たちに
練習したという自信を持って運動会に参加して欲しかったのでやってみました。
トレーニング後のタイム測定
みんな速くなりました!といっても平均で0.2秒ぐらいかな?手元の腕時計で測ってるので正確でもないですが
走るフォームも劇的に改善しませんが、少し意識して走れてるかな?という程度に変化しました。
たったこれだけですが、子供たちにとっては自信になったんでしょう。
サッカーそっちのけで「もう1回測って!リレーしよう!」と走ることに積極的になっていました。
運動会後のスクールで
運動会後のスクールで、走る練習をしたことも忘れていたのですが
1人の男の子が私のところへ来て
「運動会1番になったよ」と照れくさそうに報告してくれました。
「すごいじゃん!!よかったね!!」と一緒に喜んだあと、去り際にその子が私に背中を向けたまま
「コーチに教えてもらったことやったから1番になれたよ」と呟いてくれました。
あぁ嬉しい!やってよかった!!
1番になれたのは走る練習の効果でもなんでもなく、その子の努力なのですが
感謝の気持ちを言葉で伝えてくれたことがすご嬉しかった!
その日の練習は1日ご機嫌で取り組むことができました。
ありがとうね!
東京大学教授 深代千之先生の著書です。スポーツバイオメカニクスの権威が走ることについて一般の人にも分かりやすく走ることについて掘り下げて書かれている良書です。
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“運動会で速く走る為の練習 やって良かったと思えた瞬間” に対して1件のコメントがあります。