練習で子供達を本気にさせる。積み重ねが大きな変化を生む

9b4eea3e37fb06e7c8e9b06913fe2b2e_s   「勝ちたい」その気持ちを育てたい、難しいんですこれが。   サッカーはスポーツなので勝ち負けがあります。 サッカーをやっていれば当然「勝ちたい」気持ちは育つだろう、そんな風に簡単に考えてました。   これがそうでもない、子供たちは「勝つ」為に一生懸命になれる子ばかりではありません。  

久しぶりに見た3年生たち

先日の練習、4年生と一緒にトレーニングをしていました。 基礎のトレーニングの繰り返し、みんな一生懸命に取り組んでくれました。 休憩時間、トレーニングの設定が早く終わったので いつもはピッチの都合で、背中を向けている事の多い3年生の練習を見ていました。  

あっさり味の3年生

楽しそうにしてるけど、何か軽い?ふわふわしてる?・・・んん・・・ 「あっさり」してる!   ボールを奪いに行く瞬間、ボールを奪われた瞬間の子供たちの様子が「あっさり」してる。 「取られたら、取り返す」サッカーの基本で大切な事ですが 取り返しに行ってるけど「あっさり」してるんです。 (イメージの話なんで分かりにく表現ですみません)  

4年生を放り投げて

4年生の練習の残りはGameだけだったので、保護者コーチにお願いをして3年生の所へ   「みんなのサッカーはこんなサッカーだったかなぁ?」 「遠慮ばっかりしてる、みんなのサッカーをお坊っちゃまサッカーと名付けよう!」 雰囲気で笑ってますが、意味の分かってない子供たち   私も一緒にプレーして態度で伝えます。 体の小さな3年生達から本気でぶつかってボールを奪います。 ボールの手前で減速しません、子供たちが怖い!!と減速するぐらいの勢いで奪ってキープ 相手の子供たちが全員でボールを奪いに来るまで必死でキープ   全員でぶつかってきたら、全員をぶっ飛ばします(もちろん加減してますよ) 大人が全力を出せば子供たちに必ず気持ちが伝わります。   全員の「目が変わるのが分かりました」 「本気でぶつかる!」「絶対に奪われるな!」「意地でも奪い返せ!」 子供たちのスピードは倍以上違うように見えました。   倒された子供から小さな「くっそぉー」の声、ゴールを決めた時のガッツポーズ   これこれ!こってり「とんこつ醤油」な感じがいいんです。 本気でぶつかるからこそ難しい、だからこそできた時の達成感は素晴らしい 「勝ちたい」という気持ちを育てるのには、「負けてたまるか!」と思わせる事が必要です。   秘伝のスペシャルな練習メニューなんてないと思います。 同じ事をやっても選手の成長に差が出るとしたら、この気持ちの差は大きく影響すると思います。   今日の3年生の「本気の目」はすごく格好よかったなぁ~、楽しい1日でした。  

参考記事

http://kimamana.sakura.ne.jp/WP/post-2585 http://kimamana.sakura.ne.jp/WP/ampty-junior-youth  

おすすめの本

世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ
くさば よしみ 汐文社 2014-03 売り上げランキング : 93
by ヨメレバ
]]>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です