当然ですが、カテゴリーもU8からU10へ変わり、飛び級を経験している一部の選手を除いて環境が大きく変わりす。
この環境の変化に子供達が見せてくれる反応、適応していく姿が面白いです。
緊張
最初の1カ月間が過ぎましたが、練習の時の表情が違います。
表情が明らかに
硬い、プレーも
硬いです。
緊張したままプレーを続ける子もいれば、緊張感に耐えられず「ふざけ」で対応しようとする子もいます。
逆に、周りに高いレベルの選手がいる事を喜んで必死になってサッカーを楽しんでいる子もいます。
練習内容も高度に、スピードも速くなるので、「止める」「見る」「蹴る」の技術がおいつかず失敗を繰り返し、失敗してはいけないというプレッシャーからまた失敗する悪循環で悩んでいます。
もちろんグループ分けで対応していますが、もうしばらくはスピードに慣れてもらう為に頑張ってもらいましょう。
試合で感じる無力感
1カ月で何試合かトレーニングマッチを経験しました。
昨年はチーム状況の為、ほとんど上級生なしでU10リーグを戦ってきた4年生。
もちろん団子のサッカーを卒業しています。(まだまだ未熟なところはたくさんありますが)
先月までは「団子になっていいよ!」「ボールに向かって行け!」と言われていた3年生達は、ポジション・役割で混乱します。
必死でボールを追いかけたのに、上級生から
「離れて!自分のポジション守ってよ!」「開け!」「フォローして!」
慣れない3年生は「????????」「僕の居場所はどこ?」「ここであってるの?」「このボールに触っていいの?」
と不安そうな表情で周りをみています。
次の試合出たい人の質問に「出たい!」とすぐに言わなくなった3年生もいます。
出たいと言わなかった3年生に
「どうした?いつもなら出たい出たい!って言ってたのに??」と聞いてみると
「1試合ですごく疲れる、体より頭が疲れる」
乗り越える必要のある、大きな壁を感じてくれているのでしょう。
考えてサッカーをプレーする入口に立ったんだなぁ~と感じました。
また「出たい!」と言ってくれるように、トレーニングでいろんな事改善して
「楽しくサッカー」できるようにして行こう!
1歩づつ!これから1年でまたどれだけ成長してくれるか、楽しみです。
[yomereba1]]]>