子供達が苦手な浮き球のコントロール
先日のトレーニングマッチ、U10の選手達の様子。 浮き球、ルーズボール(どちらのチームのボールとも言えないボール)が ポーン、ポーンと弾んでいる瞬間、両チームの選手がボールを眺めて止まっていました。小学校低学年ではよくある光景ですね。 ボールに速く触って、自分のボールにして欲しいのですが 浮いたボールをどうしていいか分からない?バウンドが小さくなるまで待ってしまい、そこから取り合いが始まる。 改善したいテーマなので考えてみることにしました。
ボールの軌道が予測できない
空中のボールがどこに落ちるのか、どれぐらい弾むのか?を予測するのは子供にとって難しい課題です。
ボールの軌道を予測する
ボールの軌道を予測するとはどういう事なのでしょう? ヒトが何かを見たり、音に反応して体を動かすのには0.2秒かかると言われています。 視覚刺激0.18~0.20秒、聴覚刺激0.14~0.16秒。音に体して体を動かす方が少し反応が早いようです。子供の場合はもっと時間がかかると思います。 しかし、ヒトは速い動きのものを捉える事が可能です。 例えば、野球では様々に変化する変化球をバットに当てる。打ち上げられたフライの落下点に素早く走る。 他のスポーツでも同じですが、見てから判断をしていては間に合いません。
さぁ!トレーニングです!
サッカーはバレーボールやテニスよりもボールが地面にある事が多いスポーツなので浮き球に対処する機会は少ないです。 ならばトレーニングでその環境をたくさん作りましょう。基本的なトレーニング
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=rqILvn-6p6Q https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=Q-eTTxH0iTY 出典:サカイク みなさんもご存じな2人1組で行う基本的な練習法、親子でもできますね。 もっと幼い子供なら
胸トラップもファーストタッチ!
基本的なトレーニングで紹介した方法は、基礎の反復として重要です。 しかし、忘れてはいけないの事は「サッカーには相手がいる事」 浮いたボールを足元に納めるだけでは、次のプレーに繋がりません。 相手に取られない為には、できるだけ早く高い位置で触りボールをコントロールしなければなりません。 https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=GvoYGHcj0DI 出典:http://footballhack.jp/ https://www.youtube.com/watch?v=IqlRYe5-JCY&feature=player_detailpage https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=1Sg_RDISSsc1対1でのトレーニング
子供達も大好きな1対1のトレーニング。指導者の出すボールを浮き球にしてみましょう。相手のいる環境で浮いたボールを素早く自分の物にできるように。