週末に行った、主催のトレーニングマッチ(U-10)
多くのチームに参加してもらおうと声をかけました。
声をかけさせて頂いたチームの1つに、3-4年生のメンバーが6人なので参加したいけどもできないというチームがありました。
「6年生と一緒に大会には出場しているけども、同世代との試合経験がない子たちがいるんです…」と切実な思い
これはどーしても叶えてあげたい!
私が開催するトレマッチなんていい加減な試合です。
私のチームから選手を2人「期限付きレンタル移籍」するので参加してください。
同世代との試合を楽しませてあげてください!とお願いし、参加してもらう事ができました。
レンタル選手
せっかくの同世代との試合、充分に楽しんでもらおうと
レンタルしたのは3年生エースの2人、4年生の試合でも主力として活躍する2人です。
私のチームとしては主力が抜けて戦力ダウンになるかも知れませんが、そこは人数の多い4年生達の力でカバーしてもらいました。
あれはどこの子?
移籍した2人の動きがキレキレ、そんなプレー今までしてないよね?
それぐらい驚くような動きでした。
それはなぜか?
レンタル先のチームは本当によく鍛えられた子ども達ばかり
「自分のポジションの役割を明確に理解して、その役割をしっかりとこなします」
そして、全員のサッカーの理解も素晴らしい。
・キーパーの後方からのコーチング
・DF選手の後方からのビルドアップ
・トップ下の選手の判断力と技術でゲームをコントロールする力
などなど、わがままにサッカーする私のチームに欠けている組織の動きが全選手しっかりできています。
レンタルした3年生の2人も順応性が非常に高いので1試合目から、チームに合わせた動きでチャンスを作ります。
「あれはどこの子?」と思わず言いたくなるような動きでした。
3試合やって全勝…急造のチームとは思えない動き
もちろん我がチームも0-1で敗れてしまいました。
※試合前に3年生2人は、自分のチームの上級生と「負けたら土下座しろ!」、「あぁ上等だ!」と冗談で言ってたのが面白かったです。
感想
レンタルした選手の感想
・「チームの雰囲気が違うから面白かった、みんな真面目」
・「自分のサッカーと合っていた」
・「自分の考えと仲間の考えが一緒だったから、パスを受けやすかった」
・「パスが出る前になんでか、思いが通じ合う瞬間がある気がした」
・「楽しかった」
外から見ていた、保護者コーチたちが感じていた事と同じようなことを
子どもたちがプレーしながら感じていたようです。
この日、チームに足りないものを肌で感じた2人
この日の試合で1番の大きな経験をさせてもらったのが、この2人なんじゃないかな?そう思いました。
各々の選手の役割、ボールが動く中での意志の統一、サッカーの理解
他の子ども達もしっかりとトレーニングで改善していけるよう頑張りましょう!
なにより嬉しかったのは子ども達の目
この日、同世代と試合ができて楽しそうだった子ども達。
子ども達は試合に勝つたびに小さなガッツポーズで「よしッ!」と喜んでいました。
チームの保護者の方も
「普段は6年生の試合で出場時間も短い子たちばっかり、こんなに試合ができて嬉しいと思います」と言っていたように
短い時間での3試合はハードだったと思います。
でも、「しんどい!」「苦しい!」の目の中に「楽しい!」が見えているのがよく分かりました。
また、こんな機会を作っていけたらいいな~と心から思う週末でした。
さっそく準備に取り掛かかります!
参考記事
http://kimamana.sakura.ne.jp/WP/kannpai
http://kimamana.sakura.ne.jp/WP/hulk
おすすめの本
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