周りと比べない、それぞれの子に応じた成長それを評価する。
分かっていてもスポーツの中ではなかなか難しいこともあり、ついつい他の選手、他の子供と比較してしまうものです。
自分自身と誰かを比べて、追いつく為に努力をすることも大切なので、比べること自体が全て悪い事ではないのですが、いつも悩まされます。
会話の量と運動量
少し前に場面緘黙というテーマで記事を書きました。
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家では話すけどチームではあまり話さない選手への対応
仲間や指導者との言葉の量が増えるに比例して、ピッチの中でも自分を表現できるようになっていく子供たち。
言葉を使った人との関りが増えれば、積極的にボールに関わることができるようになります。
しかし、言葉を使ったコミュニケーションが苦手な選手はどうしても、自分からボールに関わる動きが非常に苦手なように見えます。
できるだけ関わらないように・・・外から見ているとそんな風に見えることもある
例えば、チームに入ったばかりでまだ慣れてなくて会話が難しい時期、運動能力の高い選手でも自分の力を発揮するのは難しい
移籍してきて十分な実力のある選手でも、慣れるまでには時間がかかる
サッカーが先か?会話が先か?
どちらが先か分かりませんが、ピッチの中で自由に動けるようになってくると、ピッチの外でも仲間と会話ができるようになっている。
会話が少ない選手はやっぱりなかなか難しい・・・
何ヶ月も何年もチームの仲間と会話ができない場合もある、練習でコツコツと基礎の技術を磨いていても、どうしてもその技術を試合で発揮することができない
「自信がない、不安がある」答えがそこにあるのは分かっていても、消極的な動きが続くと褒めることも難しい、成功を体験して欲しいがそのきっかけが掴めない
悩むばかりです・・・・
引っ張り出しても難しい
無理やり言葉を引き出そうとすればするほど出なくなる言葉
1歩前へ足を進めることすら不安で難しくなる。
いつか成長して自分が表現できるようになった時、大きく飛躍するための運動能力、技術を高めることぐらいしかしてあげられないののかな?
そんなもどかしい気持ちでを感じながら
根拠のない自信で元気にハツラツ!冗談を言って友達と会話できる子の姿を見ると、その力を少し分けてやってくれ!と思います。
いろんな子がいて1つのチーム、それぞれに長所があり、苦手な事がある。
焦らず、ゆっくり見守って行こう!そんな事を深く考えた週末の試合でした。
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