週末の試合では子供たちの2つの成長に驚かされました。
上級生の試合に出場した3人とそれ以外の選手たちは、お互いに信頼し力をつけていました。
上級生の試合に出場した3人
午前中に上級生の試合に出場した3人は、午後からの同級生の試合も帰らずに残っていました
私から題した課題は
「この3人の力は借りないで自分たちでチームとして行動すること」
いつもならまとめ役も担っている3人には頼らず新たにまとめ役を決めて試合に取り組んでもらいました。
試合に出たい気持ち
いつもならフォーメーションの中心として、TOPからセンターバックまで縦1列に並ぶ3人ですが、この日はずっとベンチで観戦です。
最初は「出たい!出たい!」と訴えてましたが、2試合目が始まった頃からは「出たい」と言わなくなりました。
「どうしたん?出たい」って言わんの?と聞くと
「
いや・・出たいんだけどみんな頑張ってるし、俺たちが出たら誰かは出れない訳でしょ?いい試合してるのに出る必要ないよ、みんなが上手くなれるようにした方がいいよ」
なんとまぁ・・・大人の意見、素晴らしい!!
3人は必死になって戦う仲間を声掛けで応援し、ハーフタイムではベンチを開けて座らせて、水筒を準備して
「いい感じ!すごいじゃん、俺らがおる必要ない・・・なんか微妙・・・」と雰囲気を作ってサポートしてくれていました。
全員の力がついてきた
3人抜きで戦うことになった選手たちは、W-upから試合の準備まで新たなリーダーを中心に頑張ってこなします。
もちろん全部が上手くはまとまりませんが、それもよい経験です。
チームとしての力が向上した
試合には低学年も一緒に出場していますが、役割をきっちりこなしてチームとして十分機能している。
先週の遠征が明らかに効果を発揮していると感じられる子供たちの動き
不在の3人に代わって、フォーメーションの中心に縦に並ぶ選手は両サイドの仲間をフォローして、考えながら必死に走り
その他の選手たちも未熟ながら自分の役割をしっかりとこなそうと頑張っています。
一番の違いは言葉でコミュニケーションを取りながらサッカーをプレーしていること
子供たちが目的をもって考えながら、互いに協力してプレーできるようになってきた姿に感動するほどの成長を感じました。
全員が本当によく考えて、どんどんと伸びているなと感じる日々
指導者の伸びが人一倍遅いので、もう少し頑張らないとと焦る毎日です・・・
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