週末は遠征、子供たちも指導者も疲れ果てました・・・
遠征の中でたくさんの指導者さんや他チームの保護者の方と交流させて頂きました。
その会話の中でよく聞かれたのが
「指導者1人ですか?大変ですよね?」
子供たちは大人が想像以上に力がある
その言葉を聞いて
我がチームの子供たちは自立していて、なんでも自分たちでできる!
なんて全く思っていません。
もちろん指導者が優秀で1人で大丈夫な能力がある?120%ないです
逆に頼りない指導者だからこそ子供たちがフォローして動いてくれてます。
手をかけたらキリがない
遠征では普段の生活のようにサッカー準備に洗濯、食事、風呂すべてを自分でこなさないといけません。
できないと予測して先に手を出してしまえばキリがない
子供たちには遠征の目的を最初にしっかり伝えました。
「自分の事は自分でする」
「時間の管理、お金の管理も自分たちでする」
「できない仲間がいるなら助けあう」
指導者はほとんど注意する必要なし
サッカー以外の生活の場面では2人1組のバディーを組んで行動、そのバディーを取りまとめる役割をしてくれるリーダーシップが取れる子には、常にバディーだけでなく全体も見て行動するようにお願いしました。
誰かが問題となる行動を起こせば、バディーがサポートする
バディーの子が見ていなければ、まとめ役の誰かがバディーの子に「見てあげて」と注意する
子供たち同士のネットワークでいろんな問題を解決してくれるので、私はほとんど注意することなく
逆に私が集合時間ギリギリで子供たちに「10分前行動!2分遅刻!」と怒られたり
あまりの厳しさに
「そんなにきっちりやってたら楽しくないし、もう少し楽にやっていいんじゃない?」と指摘することの方が多かったぐらいです。
ベンチワークも子供たちが意識する
試合中は相互審判で前半か後半のどちらか必ずベンチに指導者は不在の状況
何試合かこなすうちに子供たちから
「コーチ、誰かがしどうそうにしてたらベンチからコーチに言えばいい??」
「OO君が前半出てないから交代はいつしたらいい?」
とベンチワークについても自分たちで考えて行動するようになってくれていました。
でも大変なことは間違いない
さすがに遠征に1人で行くのは何かあった時には、子供たちから離れて行動しなくてはならないので危険です。
今回も指導者1人ですが、保護者が1名サポートをしてくれていました。
長距離の移動に、審判にと疲れ果てますが、子供たちが楽しそうにしているので頑張れます。
生活する力は大人が思っている以上に子供達には備わってるのかもしれません。
子供たち同士に任せる、見守ることでその力を発揮できる場面を作ってあげれば、その力はどんどんと強くなってくれるのでしょう。
サッカーも同じ、
子供たちの考える力は素晴らしい
私が想像しているプレーを超えて結果を出してくれることなんて多々あります。
子供たち同士に任せて指導者は見守る、きっかけを作る程度にサポートしていくことで子供たちが持っいている力を発揮できるんだろうと思います。
不在の間に上級生のトレマッチを管理して頂いた保護者のみなさんに感謝です
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