グループに分かれる子供たち グループを行き来できるのが1番いい環境

IMG_4443 先日も書きましたが、明らかに過渡期な我がチームの子ども達「過渡期っちゃん」とでも呼びましょうか?   週末のリーグ戦、開始の2時間前に到着。 「しばらく自由にしてていいよ」と伝えて、子ども達の様子を眺めてました。  

グループに分かれて遊ぶ子供たち

以前までならそんなにはっきりとグループに分かれて遊んでなかったのですが、今ははっきりと2.5個のグループに分かれてます。   ① サッカーの技術が高い子たち ② その中間的存在 ③ サッカーの技術がまだみんなに追いついてない子   んん…できればこの3つに分かれたグループを1つにしたいなぁ… 別に子どもたちが楽しそうにしてるからいいかな?など考えながら見てました。  

中間浮遊層

②のグループの子の動きがおもしろい 最初は①か③のグループで遊んでるのですが、①のグループでサッカーをするのに疲れると③に入って遊び、遊びが物足らないと③のグループから何人かが抜けて浮遊し始める。 ふわふわぁ~と①に行ったり、③に行ったり   この①②③のグループは試合の出場時間も、①②③の順に長いです。 見事なぐらいはっきりと分かれます。  

④のグループがなくなった

つい数カ月前までは、④のグループがありました。 2,3人で逃走したり、虫を捕まえたり、穴をほったりするグループ。   最近は④のグループはなくなりました、少し淋しい気もしますが…   そして③のグループの遊び方も変わってきました。 今までは、壁に向かってボールを蹴ったり、グループと言うよりは「個」がそこに集まってるだけの集団でしたが、この日はみんなで集まって「鳥かご」をはじめていました。  

大型犬用のゲージ

鳥かごと言ってもボールはかごからすぐに抜けて行く、中の小鳥はボールに猪突猛進のイノシシのような勢い 「鳥かご」と言うよりは「大型犬用のゲージ」です…   それでも、この子たちにとっては進化です。 ルールのある遊びを集団で続けることができるようになってきた、それもサッカーに関わる遊びを選択するようになってきた。 他のチームの方から見れば「なんだあれ?」かも知れませんが、私から見れば大きな成果です。   その光景見て、3つに分かれたグループを大人が無理やり1つにする必要はないかな?と思いました。 上手になってくれば③のグループから②のグループ、①のグループへ、そして調子が上がらない時は①から②、③で遊んでまた戻る。 グループはあっても、そのグループを自由に行ききできるような環境を作るのが1番かな? と思って見ていました。  

参考記事

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