3~6年生ごちゃまぜの試合で見つけた個性

雨なので試合 雨が降っているけどなんとか練習できる、でもいつ雨が強くなるか分からない。 そんな時は試合です。 いつでも終われるように、常に子供たちが動いてる状況を作って体を冷やさないように試合を繰り返します。 「今日は試合だけ!!」この言葉に子供たちは大喜びしてくれます。 9d86a150e74174715927b15e8c0005f1_s ただ試合をしても面白くないので、いくつかのチームに分けて「リーグ戦」にするなどして勝敗をつけて、子供たちのモチベーションを上げるように気をつけてます。  

困難な状況にどう立ち向かうか?

先日の練習は雨だったので、3~6年生を4つのチームに分けてリーグ戦をしました。   6年生と3年生(入団から間もない子もいます)では技術の差はかなり違います。 大人と子供ぐらいの開きがある子もいます。   何人か下級生を背負った状態で、上級生や上級生と対等にできる子供たちはどういった動きを見せるのか?すごく興味がありました。   上級生たちははじめは言葉でチームをコントロールしよと頑張ってました。 「後ろあるよ」「ターンできる!」「開いて!」「縦に出して!」 通じません…言葉の意味を理解するのにも時間がかかるし、それ以前に求めているプレーを下級生たちはできません。 1試合終わる頃には、上級生たちの動きが変わってきます。

117048g自分1人でサッカーをする子

  パスを出しても受けてくれない、スペースに走ってもパスが来ない それが分かって、自分1人で解決しようとする子  

117048g後ろに下がってチームを支える子

  守備的な位置を1人でこなし、下級生を前に押し上げて縦パスを何度も入れようとする子  

117048g下級生のレベルに応じた要求をする子

「OO君、蹴って!」蹴れないのが分かっていて、後ろのサポートに入ってます。 ピッチの中をひたすら前後して、下級生たちが失敗しても何度もパスを出して機会を作ろうとする子。   どの対応が素晴らしいかではなくて、子供たちがピンチを乗り越える方法を自分で考えて何とかしようとしている環境が素晴らしい。   そして、下級生達もそれに応じようと、何をしていいか分からないなりに 「怖い…でも、なんとかしなくちゃ!」 という気持ちで挑んでいる環境がすごく良かったです。     小学生のサッカーでは実力差のある、上級生と下級生が同じピッチに立って試合をする事があります。   ミスが続けば、「お前のせいで負けた」と厳しい言葉が出る事もあります。   でもそれも経験、社会にでればチームの足を引っ張る事なんて誰にでもあります。 弱点を補って、チームとして最大の結果を出すにはどうすればいいのか?   1人でやっても上手くいかない、失敗を責めれば雰囲気が悪くなりもっとチームが機能しなくなる、そんな事を幼い頃から経験していれば サッカーを通じて少しづつ成長をしてくれるだろうなと感じました。  

参考記事

http://kimamana.sakura.ne.jp/WP/sugoiseichou http://kimamana.sakura.ne.jp/WP/classwake http://kimamana.sakura.ne.jp/WP/kodomogaosieru   この記事が気に入ったら、どれか1つでもシェアして頂けると頑張れます
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