初めての山の日、山の中にあるグラウンドで試合ができました。
驚きの成長を見せてくれた3年生たち
今の高学年が同じ時期を思い返して比べてみても、すごくよくできるなぁ・・・と感心しました。
3年生単独の試合はほとんどない状態
4年生の試合に一緒に参加することがほとんどの3年生たち
申し訳ないな・・・と思いながら、3年生単独の試合をあまり経験していません。
普通ならまだ小さめのピッチに小さめのゴールで試合をたくさん経験させてあげたいのですが
なかなかその機会が少ない
逆に4年生たちと一緒に大きなピッチで、相手のスピードも速い状況で試合に出て鍛えられてもいます。
でも、どうしても4年生の試合になればスピード・パワー・判断の速さ・サッカーの理解なども要求され苦しそうにやってきました。
4年生の中に紛れて純粋に評価してあげることが少なかった3年生たち
言葉の多さ、判断あるプレーの多さ
山の日の試合は鍛えられた強豪チームに相手をしてもらうことができました。
3年生たちでは力不足かな・・・と不安に思いながらも当たって砕けろの精神で頑張りました。
試合開始してすぐに気づいたことは「言葉が多いこと」
試合中に仲間同士で言葉を使ったコミュニケーションがすごく取れているのにビックリ
高学年でも難しいのに・・・
上級生が試合で使う言葉、自分のチーム以外でも対戦相手のチームの言葉からも学ぶのでしょう。
特に多かったのは「いいよ」「Ok!OK!」失敗の後のフォローの声
これは4年生が3年生がチームに入った時に意識して使っている言葉です。
それに加えて、後方からのサポートの声かけや、見えない背後の状況を伝える声など
いままでの子供たちが3年生の時には見られなかったコミュニケーションの取り方の上手さに驚きでした。
この声の力も借りて、ボールを持った後の判断も早く、ボールを持っていない時の予測した動きも素晴らしかった。
もちろんまだまだボールを「止める、蹴る、運ぶ」技術に関してはトレーニングが必要ですが、判断があって技術が伴わないのはトレーニングで充分改善していけるのでこれからの成長が楽しみです。
純粋に3年生単独のチームとして久しぶりに試合をする姿を見ましたが、みんな一生懸命に厳しい環境でチャレンジし続けた成果が出てきているなと、嬉しい1日でした。
4年生たちもその姿を見て「あいつらやるじゃん!」と言っている姿がほほえましく思えました。
マネできないけど目指すところはこの考え方、サッカー指導者には是非読んで欲しい1冊です
サンフレッチェ広島 永岡書店 2016-07-13
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