さて、今日は守備のお話です。
久しぶりに小学校低学年の練習に参加して、とにかくボールを必死で追いかける子どもたちを見て「これがサッカーの原点だなぁ~」と改めて思いました。
全員が「ゴールを奪う」「ボールを奪う」ことしか考えてませんよ。
この感覚を大人が「あぁじゃない、こうじゃない」で消していかないようにしないとダメですね。
守備の嗅覚
特に素晴らしいと思ったのは「ボールを奪う」ことに優れた小学校2年生の動きです。
試合中にひたすらボールを追いかけて奪うのではなく、常にインターセプトを狙って動いていました、ビックリです 😯
教わってないはずの守備の原則を実践しています
1対1守備の原則 |
①インターセプト②トラップした瞬間
③振り向かせない
④遅らせる |
相手からボールを奪う為に、最初に考える事はインターセプトです。
そのためには、相手とボールとパスの出し手を同一視野に入れる必要があります。
その子は常に周囲を確認してボールを奪える位置を探していました、成功体験を繰り返して感覚で覚えたんでしょう。
↓この動画の動きですね
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=A699L12Wyls
奪えなければ、トラップした瞬間に
一気に寄せてボールを奪ってました。
これも大切、高学年になると相手のボールを奪う時に
相手の手前でSTOPする子がでてきます
1対1守備の原則で言う、「遅らせる」に飛んでしまうのです。
これでは、1対1の守備に勝てる訳がないですよね・・・守備で勝負してないもん。
なんでも、体でぶつかれと言う訳ではないですが、守備はチャレンジすることが重要。
チャレンジして失敗したら、次の誰かがチャレンジする
「チャレンジ&チャレンジ」で全員でスペースを消して、前を向くことが大切です。
守備に重要な事を、誰に教えられた訳ではなく感覚で覚えているのを見て、
やっぱり
「サッカーはサッカーをする事でうまくなる」だなぁ~と感心した1日でした。
参考記事
http://kimamana.sakura.ne.jp/WP/post-239
http://kimamana.sakura.ne.jp/WP/press
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