オスグッドシュラッター病 サポーターの選び方と効果的な使い方

  スポーツを頑張る成長期の子供に多い膝の痛み、その中でもオスグッドシュラッター病は有名です。   オスグッドシュラッター病の対策の1つにサポーター(装具)があります。 サポーターは市販でもいくつか販売されていますが、どれを選べばよいか分からないと思います。 ここでは、サポーターの原理を理解して適切なサポーターの選び方、使い方を説明していきます。 ※症状がある場合は必ず医療機関を受診して、使用は医師と相談して下さい  

オスグッドシュラッター病とは?

オスグッドと略されて呼ばれる事もあるメジャーな成長期のスポーツ障害です。 サポーターの説明の前に簡単にオスグッドシュラッター病を説明します。

いつごろからオスグッドになるのか?

オスグッド病は10~15歳の成長期に発症します。大人になってからこの病気になる事はほとんどありません。

なぜ成長期に多く発症するのか?

第2次成長期に子供たちは1年で平均で7cmも身長が伸びます。 この骨の発達のスピードに筋肉の柔軟性が追いつかない。 伸びにくい筋肉が、ジャンプなどの度に成長途中の骨を強く引っ張ることによって痛みを引き起こします。 [gallery link="file" columns="2" size="full" ids="859,857"]

オスグッドの治療法はあるのか?

全身の筋肉を柔らかくする事が最も有効な治療法です。 痛みで動けなくなるほど症状が強くなる前に、スポーツを中止してストレッチなどの柔軟性を高めるトレーニングなどの対策をする事が重要です。 オスグッドシュラッター病はなってからより、なる前の予防が非常に重要です。   オスグッドシュラッター病については、原因、予防法も含めた下の記事を参考にしてください。 http://kimamana.sakura.ne.jp/WP/osgood-schlatter  

オスグッド病 サポーターの原理と役割

  オスグッド病のサポーターの原理はすごく簡単です。 太ももの筋肉(大腿四頭筋)が骨に付着するところを、皮膚の上からバンドで圧迫してゆるめる事で骨へかかる負担を減らします。 オスグッドバンド サポータの役割は骨へかかる負担を少しでも軽減する事です。 サポーターがオスグッドを治してくれる訳ではありません、痛みのある場所の安静をサポートしてくれます。 「サポーターをしている=痛くても運動して大丈夫」という誤解のないように注意してください。  

オスグッド病サポーター サイズの選び方

メーカーによって多少の違いがあるかもしれませんが、 一般的にはお皿の中心から5㎝下の所で太さを測ってサイズを合わせます。 オスグッドバンド4 装着する場所は骨の飛び出した痛みのある場所ではありません。 痛い場所の少し上です、痛い場所を圧迫すると痛みが強くなるので注意してください。  

ZAMST(ザムスト) JKバンド

私が一番信頼しているZamst社の膝サポーターです。 サポーターの内側に取り付けられたパッドが、お皿の下を適度に圧迫することで膝(ヒザ)下にかかる負担を軽減します。  
ZAMST(ザムスト)JKバンド 371002 ブラック Mサイズ
by カエレバ
    

ZAMST(ザムスト) JK-1

サポーターの内側に取り付けられたパッドが、お皿の下を適度に圧迫することで膝(ヒザ)下にかかる負担を軽減します。
ZAMST(ザムスト) JK-1膝サポーター 371102 ブラック Mサイズ
by カエレバ
  

ZAMST(ザムスト) JK-2

独自の2段構造のジャンパーズパッドによる的確な圧迫で、膝(ヒザ)下にかかる負担を軽減。 JKバンド、JK-1との違いは膝のお皿の動きを安定させるパッドが入っています。 膝のお皿周辺の痛み、跳躍中心の運動をする選手に起こりやすいジャンパーズ二―に対して、お皿を安定させるサポートをしてくれます。  
ZAMST(ザムスト) JK-2膝サポーター 371202 ブラック Mサイズ
by カエレバ
    

ソルボDo オスグッド・シュラッターバンド

人工筋肉ソルボセンイで有名なソルボのサポーター、長男はソルボのインソールを愛用しています。 基本的なオスグッドサポーターの原理は同じです。
ソルボDo オスグッド・シュラッターバンド M ブラック
by カエレバ
  以上、オスグッド病のサポーターについてまとめました。 最初にも書きましたが、オスグッドシュラッター病で最も重要な事は「筋肉の柔軟性」です。 太ももの前だけでなく、裏側(ハムストリングス)、ふくらはぎ、お尻 全身の筋肉を柔らかくしておく事が重要です。 サポーターをつけても根本的な解決にはなりません。サポーターをつけたから痛くても運動してよい訳ではありません。 サポーターをする1番の目的は痛みのある場所を安静にする事です。 膝の痛みがある時は、競技を避けてサポーターを使いできるだけ痛みのないように生活する。 競技に参加できない時間を使って、しっかりと柔軟性を改善してください。   使い過ぎ、間違った体の使い方によって起こるスポーツ障害、すこしでも予防できるように自己管理できる選手になりましょう!!  

参考記事

http://kimamana.sakura.ne.jp/WP/osgood-schlatter http://kimamana.sakura.ne.jp/WP/sokuteiban http://kimamana.sakura.ne.jp/WP/sever  

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