今日もいつもの場所でいつものトレマッチ
でもいつもと違うことがひとつだけ
新しい顔が1、2、3、4人もいます!
チームの子供たちにとっては新しい顔ですが、私には見慣れた顔
いつも私が一緒にサッカーしているスクールの子ども達が4人、チームの練習試合に参加してくれました。
ユニホームを着るのもはじめて
揃いのユニホームを着るのも初めて、渡されたユニホームに袖を通す時は
「恥ずかしそう」にこれ着ていいの??みたいな顔で私を見てました。
「着ていいよ、今日はチームのメンバーです」と伝えると
ニコニコしながらユニホーム着てくれました。
グラウンドの準備も一緒にやりますが、低学年でも子ども達は慣れたもの
せっせと水たまりを土で埋めて準備してくれます。
初めての子達は取り残されそうにになりますが、そこはチームの中心になってまとめてくれる子たちにお願いしてたので、うまく助け舟を出してくれます。
「気をつけ!礼!お願いします!!」
いざ試合!!
ピッチに入る前の「気をつけ!礼!お願いします!!」で頭を挙げたまま周りをキョロキョロする子ども達。
「なんだこれ??なんだこの雰囲気??」
楽しみな表情と同時に不安の表情も隠せません。
それでも試合が始まれば不安の表情は消えて、必死になって真っ赤な顔してボールを追いかける子供たち
鋭い勘のチームの子ども達
チームの中でも周囲の見える子はすぐ気づきます
「あれ?あの子にパス出せば何かやってくれそう?」
5分もしない間に「OO!!」パスを出す為に大きな声で、はじめて出会った子の名前を呼んでそこへパスを集め始めます。
面白いと思ったんでしょう、試すように途中からは集中してそこへパスを集めます。
ミスをしても「いいよ、OK!OK」
何度もチャレンジさせようと試みます。
こいつら凄いな、ゲームの中で無意識に仲間を育てようとしてる・・・感心しました。
15分終われば仲間
サッカーは本当に一瞬で心を通わせる、人と人とを繋ぐ魔法の道具です。
15分同じピッチに立っただけ一瞬で仲間です。
ピッチからベンチへ帰ってくる短い距離でも、スッと寄って
「さっきのあの時に、もっと外へ開いてくれてたら出しやすいよ」
15分間のピッチの中で伝えられなかった事をすぐに伝えに寄って行きます。
こりゃ今日は指導者いらんな・・・と思いましたね。
ベンチで試合を見ている間もいつのまにか輪の中に入って、大きな声で名前を呼び合いながら楽しそうに遊んでます。
チームのメンバーにとっては新しい風が吹いた1日、はじめて参加した子達にとっては新しい刺激的な1日になったと思います。
なにより指導者の私にとっても、これは面白い!と思える刺激的な興味深い1日でした。
さぁ、これをどう発展させるか?・・・??
またない頭を絞って考えます!!
参考情報
http://kimamana.sakura.ne.jp/WP/post-599
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