練習中にふざける子ども 

ふざけは感染し拡大する 誰かがふざける、それを見て同じようにふざける、ふざけが感染して収拾がつかなくなる。   そこで、犠牲になるのは真剣に取り組みたい気持ちがONになっている子どもと時間。   f5c211fd7d568fa3aaa6cae8515053fb_s 「ふざけるなー!」って怒鳴っても、「俺じゃないよ、こいつよ」「いやいや、俺じゃないよ!お前がふざけるから」・・・・   「お前達がふざける事で真剣に練習したい子の時間が削られる」とお説教したところで、「俺は真剣なんだけどこいつが・・・・・・」 この繰り返し。   腹が立ちますよ、この野郎ー!って思います。この子達はこのままじゃ絶対に上手くならないし、 現に後から来た子に追い越されてる・・・・・・「!?」   ここで気づきました。  

認めてもらいたい欲求を満たせてない

こどものふざけは「SOS」です   「認めてもらいたい欲求」が強く満たされていない。  課題が難しいと感じている。  周囲から信頼されていると実感できていない   他のチームメイトの技術に追いついていけない、練習内容が難しいと感じていて失敗することを恐れている。   何度も注意されているが、どうやって変えていいのか分からない。 そんな状況から抜け出す為に、ふざける事で注目を集めたい、みんなの前で失敗することから回避しようとしていんじゃないのかな?と考えました。   「ふざけるな!」「周りが迷惑してる」では変わらないのは当然です。そうして注意される事が、より自信を失わせているのですから。  

この状況を打開するために

時間はかかりましたが、なんとなく「ふざける」気持ちを理解できそうな気がしてきました。 ここからが、指導者としての手腕が問われるところでしょうか?これからどうして見ようか考えてみました。   ① みんなの前で褒める。 もちろんやみくもに褒める訳ではありません。ふざける子供の長所が出る練習メニューを組んで、チームメイトから見てもよいプレーができている事が分かる環境を作る。   ② 「ふざける」行動よりも、ふざけてないときの行動に目をむける。 「ふざける」「ふざけるな!」のイタチごっこから抜け出す。   ③ また、ふざけるんじゃないかという態度で接しない   ④ もちろん、ふざける子供だけを特別に扱わない。周りの子達も同じように接する   うまくいくかなぁ?でもこの状況を打開しないとチームは次のステップに進めません。失敗してもいいから、やってみよう!   参考記事 その後の報告です http://kimamana.sakura.ne.jp/WP/keikahoukoku   ↓ブログランキングへの投票ボタンです この記事が気に入ったらどれか1つ押してください。応援お願いします。
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