週末の試合はそれぞれに良い経験できた1日
子供たちの試合を見ながら感じたのは子供たちの使う言葉
これはどこにも負けないいいものが身についてくれたなと感じました。
子供たちの言葉
私が意識して子供たちに言わないようにしている言葉
「声を出せ」
無理して声を出す必要はない、必要だと感じたら自然と子供たちから言葉が出る
その必要性を感じ、学んで欲しいと思っているので「声を出せ」とは言いません
「
言葉で繋げ」とは言います。
まぁそんなに大差ない、ただの指導者の拘りみたいなもんですが
試合中の言葉
選手たちは試合中に非常に上手に言葉を使います
サッカーは失敗の繰り返し、仲間のミスを許すこと、そしてミスを協力して取り返すことを子供たちに伝えているので
ピッチの中の子供たちから1番聞こえてくる言葉は
「いいよ」
「大丈夫、失敗して
いいよ」「
いいよ、ミスを取り返そうや」
上手くできない選手が入った時も
「頑張ろう、失敗して
いいよ」
明らかに届かないパスを出した選手にも「ゴメン、次は取るから」
絶好機を外しても「
いいよ!シュートまで行けた!次は決まるよ!」
もちろん見えない仲間のサポート
「前むけるよ」「サポートあるよ」「ラインあげよう」、DFの攻撃参加に「行っていい、後ろ任せて」、「上がったよ絞ろう」、「幅とって」など戦術として必要なピッチの中での会話もできるようになってきました。
優秀なチームからすれば当たり前かもしれませんが、ピッチの中で選手を否定する言葉を使う選手はほとんどいません。
大きな大会、緊張して焦った時にはその気持ちが言葉に出ることはありますが、それも減ってきています。
この調子、この調子で子供たちに言葉には力があることをサッカーを通じて感じて欲しいと思っています。
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自然と声の出るチーム。すばらしいですね。
仲間を思いやる心、みんなでうまくなろうとしている気持ち。試合に負けたくないと勝ちをめざす信念。
いろいろなプラスの雰囲気が漂い声の効果が出ていますね。
私も先日、高校生の練習試合を見る機会があったのですが、一方のチームは声を掛け合い、もう一方は終始無言でプレーしていました。
技術的に両チーム大差はないように見えましたが、声の出ているほうが、体のあたりは激しく、前方へのチャレンジ、オフザボールの動きやカバーリングが積極的に見えました。
まさしく声が試合を支配していたように思えます。
感動したのが、相手チームに押されていた無言のチームにも声のサポートが徐々に入るようになったことです。自然とプレーも積極的になっていました。
お互いが感化し合い、いい練習試合だなと思いました。
視覚的なサポートだけでなく、ミスへの恐れ・怒りを打ち消し、疲れへの励まし・再起など、仲間の声の魔力は絶大ですね。