少年サッカーの練習 「足を止めない練習」

  少し暖かくなってきましたね。 今年の前半は特にですが、全体的にも比較的暖かい冬だったんじゃないでしょうか? それでも夜の練習では子供たちの体を冷やさないように、怪我が少なくなるようにと トレーニングに強弱をつけてコントロールしてきたつもりです。   とにかく足を止めないように意識した。  

練習で注意したこと

グループの人数を減らす。

目は届き難くなりますが、できるだけ少人数のグループを作りグリッドをたくさん作って待ち時間を減らした。 運動強度の高い1VS1などは子供の息切れを目安にトレーニングの強さに応じてグループの人数を調整した。  

フリーズのコーチングはできるだけ減らす

トレーニングの説明も短く、子供たちができていなくてもとりあえず進めながら 徐々に方法を覚えるように心がけた。 いちいち「違う!違う」と説明していても結局無駄な時間を費やすだけですから、いまいちできてなくても流すことを心がけたら 最初からきっちりできなくても、時間とともに子供たちは方法を理解して動いてくれました。   フリーズのコーチングは簡単な問いかけだけ、基本はシンクロで徐々に修正するように心がけました。   90分の練習で止まってる時間は給水の時間も入れて合計でも5分以下、3分程度。 子供達にはきついかもしれませんが、緩急を入れながら足を止めないで90分間動くこともトレーニング、特に冬場にしか難しいトレーニングと思ってこの冬を過ごしてもらいました。   おそらく子供たちは3分でも、私の話が長いと感じたと思います。 サッカーの原則、パスの原則、守備の原則など同じ事を繰り返し、繰り返し問いかけて、お決まりの答えを子供たちに求めて来たので、いつでも即答してくれるようになりました。   ベテランの指導者の方が聞いたら当たり前のことを何言ってんの?? と思うようなことかもしれませんが   常にトレーニングの目的を達成できるように、ピッチサイズ、グリッドのサイズを調整しながら、子供たちの足を止めないで、子供たちにトレーニングの目的を理解してもらう   「子供たちが考えながら体を動かしている時間を1秒でも長くする」 これはまだまだ私にとっては難しい課題です。   それでもなんとかない頭をフル回転させてやってきて、ここ最近の試合ではその成果も見えるようになってきたので達成感はあります。 これから暖かくなる季節です。 最近は急に暑くなることも多いので、今度は子供たちのコンディションを見ながら動いてもら必要がでてきます。 トレーニングのメニューを試行錯誤しながら、環境に応じて適したプログラムが組めるようにまだまだ試行錯誤を続けて頑張ろう! 今日の夜は暖かかったので、帰り道そんなことを考えてました。  
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