夫婦で本屋で泣いてるのは恥ずかしい、Maty3です。
読書の秋、子供たちに1冊づつ読み物を買おうと家族で本屋さんへ行きました。
子供たちの適当な本選びに付き合いながら、自分も本探し
しばらくすると、妻が目を真っ赤にして私に1冊の絵本を渡してくれました。
「読んでみて」
……………人目もはばからず、夫婦で本屋で号泣。子供たちはなんで泣いてるのと不思議そうな顔をしてました。
はなちゃんのみそしる
2014年に日本テレビの24時間テレビでドラマ化された作品の絵本です。
あらすじ
新聞記者の信吾と音楽教師の千恵。
幸せな2人に突然、千恵の乳がんが発覚する。
信吾は千恵を支えようと結婚する事を決意。千恵と2人で結婚と闘病生活を同時にスタートさせる。
左乳房の摘出、抗がん剤を用いた治療は成功する。
しかし、2人には子どもを産むとがんが再発する可能性が高くなることを告げられる。
子を持つ事をあきらめかけたものの、しかし2人は出産する事を決意
そして長女「はなちゃん」が誕生。
幸せな生活を送っていたが、知恵のがんが再発。
千恵は5歳になったはなちゃんに、私がいなくなっても父と2人で生きていけるようにと
「掃除」「洗濯」「おみそ汁の作り方」少しづつ教え
「生きて行く為に大切なこと」を伝えはじめた。
ドラマの原作がこの本です。
はなちゃんのみそ汁 |
|
安武信吾・千恵・はな 文藝春秋 2012-03-13
売り上げランキング : 12863
|
|
絵本ではもっと簡単な内容にして、子供たちにも分かるように書かれています。
こころに沁みる素敵な1冊です。
涙を拭いて、いい本があるなぁ~と思いながら、その隣りに置かれた本も気になったので読んでみましたが、今度は優しい暖かさあのある素敵な絵本をみつけました。
おばあさんのしんぶん
あらすじ
新聞が読みたくて新聞配達をはじめたてつお君
どーしても新聞が読みたかったてつおに、「読みにおいで」と言ってくれる老夫婦がいました。
てつおは毎日、その夫婦のところへ行きおじいさんが読み終わった新聞を読ませてもらっていました。
そんなある日、おじいさんが病に倒れ亡くなります。
その後も、てつおはおばあさんの所へ新聞を読みに通いますが
新聞はいつも、まだ読まれていないままでした。
「おじいさんがいつも先に読んでおられたから」とおばさんはまだ誰も読んでいない新聞をてつおに読ませてくれていました。
しばらくそんな日が続いたある日、おばあさんが病に倒れます
最後はおばあさん優しさが心の底まで伝わります。
「ありがとう」という言葉がとても似合う絵本です。
絵本が好きで、いろんな絵本を読んでいますが、なかなか2つ続けてよい絵本に出会う事はありません。
なんか得した気分になれた1日でした。
参考記事
http://kimamana.sakura.ne.jp/WP/post-3202
http://kimamana.sakura.ne.jp/WP/ikujibook
]]>